なべてよはこともなし

ジャニオタの日記帳

なんにもならない話

初対面の人間と関わると、面倒くさいことを考え始めて、ぐるぐると思考が巡ってしまう。エンジンかかってきやがったな、と久々にやってきた私らしさを嬉しく思う反面で、あまり考えすぎると良くないよなと警鐘を鳴らす自分もいる。

他人のことなんてこちらからは変えられないので、考えるだけ無駄なのは念頭に置いておきたい。

 

人の顔を覚えるのは得意ではないけど苦手ではないと思っていた。

テニプリに出てくるキャラクターを学校ごとにおおまかなプロフィール込みで覚えていた時期もあったし、大学の授業で2週間ほど関わった子どもたち数十人の似顔絵を描いたこともある。

 

しかしながら、4月から共に働く同期とのご飯会を経たことで発覚したのだけれど、どうやら量産型女子の顔がすぐに覚えられない。

現在はマスクで顔半分が隠れているのもあるだろうけど、髪型、声色、メイク、どれをとっても"普通にかわいい女の子"という印象しか抱けず、悲しいかな女子の5分の3は判別がつかない。

 

ジャニオタになってからというもの、人間をジャニーズかそれ以外かで判別している節があるけども、それにしてもそれ以外の分野に興味がなさすぎる。

何回か会えば覚えてゆけるだろうか。何回か自担のバックについてるアンビちゃんも真弓しか覚えてないのに?

 

人と同じであることで安心するのもわかるし、出る杭は打たれるので悪目立ちしないでおこうというのもわかる。私自身も普通が1番と思っている。コミュニティに馴染めない、得体の知れないものは排除されてしまうので。

でも個性を手放してしまったら、私が私である必要ってどこに行ってしまうんだろうかと怖くなる。

誰かを模倣して安心するのではなくて、自分の人生を生きていきたい。